ポルトガルのファッションブランド

世界に広がるファストファッション。(ファストファッション・・・・最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態をさす。Wikipediaより)

このような「入れ替わり立ち代わりするファッション」や「使い捨てのように扱われる流行の移り変わり」に疑問を持ち、対抗し、ファッション業界で起きた現象の一つが、”80年代、90年代リバイバル”と言えるのではないでしょうか?

そんな流れにも動じないのがポルトガルのファッションの強み。

特徴として挙げると、クラッシックで長持ちする、トラディショナルなデザイン、ハイクオリティといった要素が沢山見つかります。

それだけ聞くとどーも古くさい感じがするかもしれませんが、実際はそんなことはありません。クラッシックと新しさを融合していたり、都会的で洗練されたファッションで、世界中の人々に愛されています。私のクロゼットにも、10年前にポルトガルで購入して未だに使っているものもチラホラあります 😛


ポルトガル発の世界的に有名なブランドには、

Fatima Lopes , Augustus, José António TenenteAna Salazar 等があります。

Ana Salazarfacebook_32

 

アナ・サラザールは、ポルトガルファッション業界の代表とも言われていますね。

私がポルトガルに住んでいた2005年当時、ポルトガルの郵便局の制服が彼女のデザインしたものでした。

こちらに着たばかりのころ 郵便局に初めて行ったときに、とっても印象的でシックな、センスの良い制服(最初は私服かも知れないと思った)を着ているなぁ、と思ったのをよく覚えています。 案の定有名デザイナーのものでした 😀

私のポルトガルのファッションブランドの印象は、高品質でシックなイメージ。

大量生産で安く低品質、1シーズンで着つぶしちゃえるような衣料品と比較すると、上記のようなブランドはじめポルトガル製の洋服は生地から縫製まで格段に品質が高く、長くいつまでも大切に使えるよう丁寧に作られたという印象を持ちます。

だから、流行に流されないコンサーバティブなファッションが多いのでしょうか?

このページでは、ポルトガル発のファッションブランドを紹介したいと思います。


 

ポルトガル発 ファッションブランドリスト(順不同)

こちらのブランドは、アニメちっくなキャラクターものが多く、女性ものはスポーティで着心地よく動きやすいものが目立ちます。親子でペアルックのTシャツをお探しの場合はオススメのお店です。動物をコミカルにキュートに描いたデザインが多く、子供も喜ぶ事間違いなし^^ 最近ではビジネスを縮小しているようで、密かにファンの私はこのまま倒産にならない事を願っています。

LANIDORScreen Shot 2015-06-17 at 08.37.59icon-4twitter_32facebook_32

 

Screen Shot 2014-10-04 at 17.40.44店内の内装やデザインが大人でシックな雰囲気なLanidor。個人的にはお気に入りのブランドです。ヨーロッパ圏内とアメリカ&カナダにはオンラインオーダーを受け付けています。私はアジアにも是非届けて欲しい!という強い希望が。

ちなみに、ちょっとお値段はりますが赤ちゃん&子供用品もとってもおしゃれなので、ギフトにぴったりです。

 

SACOOR BROTHER youtube_32twitter_32facebook_32

 

こちらのブランドはポルトガルから海外へと輸出されていて、海外ハイエンドブランドとして名を広めています。

ヨーロッパでも展開していますが、 中東ではU.A.E. (United Arab Emirates) 、Kuwait、アジアでは Malaysia、 Singaporeに出店しています。ポルトガルでは子供向けの商品も販売されています。

シンガポールやマレーシアでも同様、ハイエンドのブランドとして名を馳せています。

先日訪れたシンガポールの店舗ではサックスの生演奏をしており、

店内は非日常の雰囲気が流れておりました^^

 

ブランドは1989年にリスボンでスタートしたSacoor Brother。

客層が若干富裕層向けだったり(かといって、我々一般人には手が届かない程高級でもない)、

出店場所にこだわったり、

カイゼン(トヨタ生産方式)を取り入れたり… 戦略的な経営をしてるんだなぁという印象です。

商品の価格は高くないのですが、価格の割に店舗の高級感は半端ない!

経営者は、顧客を喜ばせファンを作りリピートさせるという手法を、

非常にうまく生み出しているんだと思います。

 

 

ちなみにイメージキャラクターはかのパトリックデンプシー。

お金かけてますね〜。とは言え、やはりこういったセレブでブランドのイメージって強烈な印象に残ります。

現在のイメージキャラクターは、ロナウド!(2015年6月)

ぜひ日本にも上陸してほしいなぁ〜と私は思います!

 

Ana Sousa youtube_32twitter_32facebook_32

2014〜2015年 秋冬コレクション

 

 

Decenio Screen Shot 2015-06-17 at 08.37.59icon-4twitter_32facebook_32

リスボンでのお買い物、どこへいこうか?迷っているなら、
こちらのリストを参考にどうぞ👉http://www.golisbon.com/


ポルトガル国内で安く手に入るブランドや人気のお店の多くが、他国のブランド。

下記はポルトガルでよく見かけるブランドです。それらのタグをチェックすると中国やベトナム、バングラデッシュなど様々な国で生産されているようですが、中でもポルトガル製のものもあります。

日本でも人気のブランド、ZARA(ザラ)

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shutterstock_174106490ポルトガルでは若者層から中年世代まで、 ZARAはかなり人気があります。
ZARAはもともとスペインのブランドだけれど、比較的手ごろな価格やデザインのかわいさ、色やデザインの豊富さ、店舗数の多さなどが 人気の秘密ではないかと思います。
実際は何となく薄利多売的な印象があり、縫製や靴の仕立ても良くないこともあるので、ポルトガルではちょっとお金のある層には安物扱いされている感じもありますが、それでもその人気は確実!

 

それから、同じタイプで人気なのが H&M

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ポルトガル語で発音すると、「エイチアンドエム」じゃなくて、「アガ イ エム」となるので、最初はなんのこっちゃ?と思ったのを覚えてます(笑)。現地でお買い物に行くために道を聞くときはお気をつけ下さい。
なんといってもデザインの豊富さと価格設定は、多くの人に支持される要因ですよね。

日本にも数年前に上陸し、これまた人気がでましたね。

ここも、デザインや値段はうれしいところでも、やっぱりよくよ〜く仕立てを見てみると、店舗に並んでいる新品のシャツのボタンがすでに取れていたり、縫い目がほつれて糸がビヨーンとなっているのもしばしば見かけては、店頭でちょっと残念な気分になってしまいます。
こちらもファストファッションの代表格ですね。
私は、個人的にザラもH&Mも結構好きですが、購入する際にはいつも、もの凄〜く良くチェックしてから買います。
ポルトガルの家族や、ポルトガル人の友人などに「どこでいつも服買ってる?」って聞いたり、クリスマスなどの際にプレゼントとして頂くものの大半が、ポルトガル国内のメーカーではなく、海外ブランドの名前があがります。

↓ 下記はショッピングモールなどでよく見かけるお手頃海外ファッションブランド。

ポルトガルブランドか?と思いきや、結構スペイン系が多いです。
若い世代に好まれるブランド。

CORTEFIEL  スペイン

MASSIMO DUTTI  スペイン

ZARA スペイン

MANGO スペイン

BERSHKA スペイン

C&A オランダ

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    ポルトガルは革製品(靴やカバン)がバラエティーに富んでおり、日本と比較すると以外に安いことに気付きます。 ブランドとしては知られていなくても、仕立てや素材のよさはかなりのものです。

実は、ポルトガルはイタリアに次いでヨーロッパ第2の靴生産国であり、何と毎年1億足もの靴を製造しているといわれています!!

 

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ポルトガルの人口はそもそも東京都の人口よりも少ないと言われる位なわけだから、どれだけの靴が世界中に輸出されているかを知ったら驚きですね。

 

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