ポルトガルのワインについて

ポルトガルのワインといえば…

ポルトガルワインの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 地域性: ポルトガルワインは、生産地の気候や土壌、ブドウ品種などの影響を受けて、地域ごとに異なる個性を持っています。それぞれのワインが持つ独特な味わいを楽しむことができます。

  2. ブレンド: ポルトガルワインは、様々なブドウ品種をブレンドして作られることが多く、それぞれの品種が持つ特徴をバランスよく調和させた複雑で深みのある味わいが特徴です。

  3. 長期熟成: ポルトガルの伝統的なワインは、長期間熟成させることが一般的です。特に、ポルトワインは、数十年もの間、樽で熟成されることがあります。この長期間の熟成により、味わいが深く、複雑な香りが楽しめます。

  4. フレッシュさ: 一方で、近年ではフレッシュなスタイルのワインも多く生産されています。フルーティーでアロマティックな味わいが特徴で、若いうちに楽しむことができます。

  5. コストパフォーマンス: ポルトガルワインは、一般的に他のヨーロッパ産のワインに比べてコストパフォーマンスが高いとされています。高品質なワインを比較的手頃な価格で楽しむことができるため、多くのワイン愛好家に支持されています。

 

ポルトガルの地域とワイン

Vinho do porto ポルトワイン

ポルトガルのワインといえばポートワインと言われるほど、世界的に名の知られるワインの代表格です。発酵中にブランデーを加えて発酵を止めるために、ぶどうの甘さが残っています。食前酒には冷やした白、食後酒としてはチーズなどと楽しまれます。

Alentejo アレンテージョ 

アレンテージョ地方は、全国土の30%をも閉める広大な地域で、麦畑の広がる穀倉地帯。 生産量が多くないために、それほど注目されてはいなかったのですが、良いぶどうが収穫されることで、ワインファンの間では「ポルトガルの隠れた最大の宝」とも呼ばれているそうです。  

Bairrada バイラーダ

ダオン地方から太平洋寄りで広大はぶどう畑の広がる地域…これがバイラーダ地方です。バイラーダ地方の赤ワインは小粒で濃色なぶどうを使用しており、果実の香が高く酸に富んでいます。白ワインは果実の風味が残る辛口ワインが多くあります。  

Dao ダオン 

ダオン河近郊は、ぶどうを生産するのに適した丘陵地帯。1900年のパリ万博博覧会で見事金賞を受賞し、それ以後、世界的に有名になったのがダオンのワインといわれています。  

 

Madeira マデイラ リゾート地として親しまれるマデイラ島。標高差による様々な気候を活かして高貴種なぶどうが栽培されています。ポルトワインのように食前酒、食後酒として楽しまれています。  

Douro ドウロ ドウロ(Douro)はポルトガル北部のドウロ河近郊に位置しています。 ドウロはポートワインやテーブルワインを多く生産する地域。重厚な赤ワインは、こってりとした肉料理に、そして白ワインはチキンや白身魚の料理に合うと言われています。  

Terras do sado テラス・ド・サド 大西洋に面した西海岸地方、リスボンより南に位置したテラス・ド・サドと呼ばれる地域で生産されているワイン。 モスカテル・ド・セトゥーバルと呼ばれる白ワインが有名。魚介類の料理とベストマッチ! 赤ワインは濃厚で、チーズや肉料理と共に、楽しまれています。  

Vinho Verde ヴィーニョ・ヴェルデ  ポルトガル語でヴェルデ(Verde)は緑という意味。 完熟する前の若いぶどうから作られるワインのこと。 さわやかで口辺りがよい発泡酒で、飲みやすい!女性やお酒に弱い人にも飲みやすいことで人気。

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