NEGRAISというところはリスボンからそう離れたところではないのですが、まだまだ昔ながらのポルトガルの雰囲気が十分残る田舎です。
人が動く速度はリスボンの1.5倍~2倍スローにした感じ。
なぜここに行ったのかというと、弟カップルがここに新築の家を建てる予定だからです。
建設予定地はもちろん既に二人のもの。だから、お休みの日となると、彼らはよくここに訪れて新築の家の夢を膨らませているようです。
このハッキリ言えばボロ屋敷↓↓↓↓
これを取り壊し新築を建てるのだそうです。ここはポルトガル。当然のことながら、色々な場面で書類とかが滞り予定はドンドン遅れています。右側の写真は、私達のランチの様子。背景の石造りの壁に素朴な木のドアが、なんとも趣があります。
家の中には牛舎らしき跡地もあり、何かの博物館に来てしまったと思うほど・・・。
昨日は家の裏でこんなものを発見しました。
昔、まだ電化製品が一般家庭に登場する前に使われていたという洗濯機。石造り。ビックリ!彼女のアンドレアはこの洗濯機が相当お気に入りの様子。おばあちゃんがこれでいつも洗濯をしていたのを見て育っているので、これはどうしても残しておきたいらしいのです。
もっとビックリしたのはこの景色にまつわるエピソード。ここは標高も少し高く、雲が近い分天気が変わりやすい地域です。
天気のいい日は遠くまで景色が見渡すことが出来て、海が見えるのだそうです。昨日もうっすらと海が見えていました。
あくまでも天気のいい日は!!です。
ポルトガルの税金の仕組みは、何と家から海の景色が見えると、その分の税金を取られるそうです。きゃー!!!そんなー!!!ポルトガル人の価値観を垣間見たようなお話。日本もそうなのかしら?私が知らないだけ!?
ともかく、私達のランチはこの建設予定地のお庭でピクニック。
私達が食べたものは子豚ちゃんと焼きたてパン、そして白のスパークリングワイン。
この近くに、すごく美味しいレイタオン屋さんがある。ここで私達はランチを購入しました!
私のつたないポルトガル語で「写真とってもいいですか?」とお店のお兄ちゃんに聞いたら、「いいよ、いいよ~!!中まで入って撮ってきていいよ!」だって。企業秘密とか無いらしい。
店内はこんな風です。
清潔に保たれているこのお店は、入った瞬間「きっとここは売れているな!」という匂いがしました。壁に額に入れられたニューヨークタイムズの新聞記事を発見。右側の写真が工場のオーブンと焼きたて子豚ちゃんの大群。彼らも、ちょっと前まで牧場で走り回っていたのかなあ。
デリバリーもしますよ 車のイラストの子豚ちゃんは楽しそうに笑っていますがちょっとかわいそうな気もします。tel 289328078
こんな風に箱詰めにして売っています。4人分でこの一箱は食べ切れませんでした
このお店の近くにある家でパンを売ってました。あくまでフツーの家に見えるけどオーブンから取り出したばかりの焼き立てで熱々のパンを売っているんです。パンを見せているのはアンドレア。
美味しいランチに、キレイな空気と景色が楽しめて充実した土曜でした。
彼らはここに家を建ててから結婚予定。だから、私も心のそこから「早く家が建ちますように・・・」と願っています。
コメント
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毎回日記楽しみに拝見させていただいてます、AMADORAさんの日記を読んでるとまだポルトガル行ったのはほんの数ヶ月前ですが、とても懐かしく感じます、来年結婚する予定なのですが新婚旅行でヨーロッパを回ろうともくろんでいます、もちろんポルトガルにも訪れる予定です、また日記を通じてお薦めスポット紹介してくださいね!
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子豚一匹、彼の実家では、10人で食べます。ま、他にも、サラダやフルーツがあるけど、、、4人で食べきったと聞いたら、腰を抜かすところでした。笑
リスボン周辺の子豚は、開きで焼くんですね。子豚のメッカ、バイラーダでは丸ごと焼きます。コインブラもそうです。
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海が見えたら税金がかかるんですか・・・。
うちの実家@日本はまずありえないですね・・・。
てゆーかたとえ海が見えたとして、(密かに)開閉式のついたてをベランダとかに立て、お役人が来たら
「ほら、海見えないでしょ?」
と言い、帰ったらついたてを開く、と。
いかがざんしょ?
・・・ってこんな税回避の方法を考えてるとはlawyerの風上にもおけませんね(って私は下流の方にいますけど・・・)。
なるほど、お国柄、ですね~。
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Ruiのパパとママ、土曜日にNEGRAISに
行こうとしたのに、道を間違えて行けなかったみたい
なんです~!
もし無事に辿りついていたら、町で
AMADORAさんたちと遭遇していたかもしれない
ですねっ!!^^
焼きたてのパン、とってもおいしそ~!(*^^*)
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税金のしくみおもしろいですね~~~!!
やっぱり海はとくべつ。
ワタシも海の近くすみたい!って言ったのですが反対受けました。
もしかして税金のせい!?
豚ちゃんもおいしそうだけど、なんですか~~~この焼きたてパン!!!たべたぁ~いっ
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すごいですねーー!
日本にはないというか・・・・
日本人は、たらいと洗濯板でしたからね。
それにしても、新居作り、楽しみでしょうね。
素敵なお家ができそうだし。
子豚ちゃんのお店もきれいだし子豚ちゃんのお料理も
おいしそう・・・・(^v^)
楽しいポルトガルライフのレポート、
これからも楽しみにしています♪
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凄い、コブタの丸焼き。。これは、こちらでは、余り食べれない。。。。
しかし、海が見えると税金がかかるというのは、凄いですね。。聞いたことがないです。。
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子豚ちゃんの笑顔が・・・!!!
でも美味しいらしいですね・・・。
夫もひそかに好物です。
まずは、この建物を壊して、おうちを建てるんですね。
ステキなおうちが完成して、みんなでまたランチできる日が待ち遠しいですね。
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それはいつになるのでしょうか。と少々心配になってしまいますが、決まっているならそう急ぐこともないか。
それにしても、時が止まった感を覚える土地ですね。せかせかしなくていいかも♪
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牛舎や昔の洗濯機、なんだか残しておきたいですね。かつ住みやすいつくりにすると面白い家になるだろうな。
当分このままでも楽しめそうですね(ってわけにもいかないですね・・)
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こんにちは!初コメントありがとうございました。
> 毎回日記楽しみに拝見させていただいてます、AMADORAさんの日記を読んでるとまだポルトガル行ったのはほんの数ヶ月前ですが、とても懐かしく感じます、
そうですね♪数ヶ月前にdayliteさんがいらした際はほとんどポルトガルの知識がなかった私はあまりお役に立てず・・・あいにく天気が悪かったとおっしゃってましたけど楽しんでもらえたようで嬉しかったです!
>来年結婚する予定なのですが新婚旅行でヨーロッパを回ろうともくろんでいます、もちろんポルトガルにも訪れる予定です、また日記を通じてお薦めスポット紹介してくださいね!
本当ですか!
まずはご結婚(婚約)おめでとうございます。
(*^∀^*)/ 末永くお幸せに・・・・
新婚旅行にポルトガルにいらっしゃるならお勧めもありますよ!
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>子豚一匹、彼の実家では、10人で食べます。
10人でもお腹破裂しそうになる位いっぱいになりますよね、確かに・・・。ウチも家族の総勢10名でクリスマスに子豚一匹でした。
>ま、他にも、サラダやフルーツがあるけど、、、4人で食べきったと聞いたら、腰を抜かすところでした。笑
ははは!でも私もディーもかなわないくらい、弟カップルはいっぱい食べるから、もしや食べきることも不可能ではないかも・・・!?
将来歳を重ねるごとに大きく大きく成長するポル人カップルが目に見えます(汗)
>リスボン周辺の子豚は、開きで焼くんですね。子豚のメッカ、バイラーダでは丸ごと焼きます。コインブラもそうです。
そうなんですってね。小町さんのこのコメントを聞いてからディーのお義母さんに聞いたら同じこと言ってましたよ。コインブラのも食べてみたいです!
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こんにちは!お元気ですか?
>海が見えたら税金がかかるんですか・・・。
>うちの実家@日本はまずありえないですね・・・。
日本はやっぱりないですよねぇ~!!
私が無知だったからではないはずと信じたい。
>てゆーかたとえ海が見えたとして、(密かに)開閉式のついたてをベランダとかに立て、お役人が来たら
>「ほら、海見えないでしょ?」
>と言い、帰ったらついたてを開く、と。
>いかがざんしょ?
やりそうですー。その手は!!!きっと私もやる。海見えてもそんなに日常生活にメリットなさそうだし。
きっとどらまきんさん言ったみたいなことやる人いっぱいいそうです(笑)お役人もついたて見る目が鋭くなってたりしてー。
>・・・ってこんな税回避の方法を考えてるとはlawyerの風上にもおけませんね(って私は下流の方にいますけど・・・)。
あっっ!そうじゃないですか、どらまきんさん。法律のプロがそんなことを言ってはいけませんねえ(笑)。
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こんにちはー!RUIさんのおやすみ楽しんでますか?
>Ruiのパパとママ、土曜日にNEGRAISに
>行こうとしたのに、道を間違えて行けなかったみたいなんです~!
それは何という偶然というかすれ違いというか。あそこにたどり着くのは慣れてない人だったら迷いますよ。くねくね曲がりくねっている上にそんなに広い道路じゃないから、私は一人では絶対に行けません。
>もし無事に辿りついていたら、町で
>AMADORAさんたちと遭遇していたかもしれない
>ですねっ!!^^
そうですね。小さな街だから、もしご両親が来れていたらきっと本当に会えていたかも知れませんね。
>焼きたてのパン、とってもおいしそ~!(*^^*)
この町の評判のパンやさんだって言ってましたよ。
写真のレイタオン屋さんのすぐ横にあったのでいく機会がもしあればRUIさんと行って焼き立てパンを楽しんでみてください。
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こんにちは!コメントありがとうゴザイマス。
>税金のしくみおもしろいですね~~~!!
>やっぱり海はとくべつ。
こちらの税金制度は意味不明です。特に家に関わる法律は意味不明がワンサカ。
部屋いくつにつきバスルームを一つつけなきゃならない、そのうち一つのトイレは絶対にビデをつけなくちゃならない、海が見えたら税金払う・・・謎です。どうでもいいような・・・。
>ワタシも海の近くすみたい!って言ったのですが反対受けました。
>もしかして税金のせい!?
何ででしょうねぇ。Rinさん海好きなんですよね!やっぱ、税金の話抜きにしても海の近くはお家も高いからかなあ。
>豚ちゃんもおいしそうだけど、なんですか~~~この焼きたてパン!!!たべたぁ~いっ
ポルトガル、こういう焼きたてパンが凄い美味しいんですよねぇ。
今となってはスーパーの食パンとか物足りない。
パン大好きだから、ポルトガルがすごい自分に合ってる気がします(単純ですけど。。。)
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こんにちは!お元気にお過ごしですか?
>すごいですねーー!
>日本にはないというか・・・・
>日本人は、たらいと洗濯板でしたからね。
そうですよねぇー!!!私もこの洗濯機をみて「日本のはねえ、洗濯板とたらいがねえ・・・」と熱く語ってしまいました(笑)
>それにしても、新居作り、楽しみでしょうね。
>素敵なお家ができそうだし。
楽しみな反面、いつになったら作業が始まるのかがすごく心配みたいです。ローンが始まっても家が建つ気配がない・・・なんてかわいそうです(涙)。
>子豚ちゃんのお店もきれいだし子豚ちゃんのお料理も
>おいしそう・・・・(^v^)
>楽しいポルトガルライフのレポート、
>これからも楽しみにしています♪
月見だんごさんからいつも暖かいコメントを頂く事、また日記を書こう!っていう励みになっています。いつも感謝しています。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>凄い、コブタの丸焼き。。これは、こちらでは、余り食べれない。。。。
これはポル独自のお料理なのでしょうか。
子豚を食べるために育てている町があるくらいですからねえ。
>しかし、海が見えると税金がかかるというのは、凄いですね。。聞いたことがないです。。
初めて聞いて私もビックリしました。
ブラジルにはこういう税金制度はないですか?
でも、海好きの人が多いのはポルトガルもブラジルも一緒でしょうね。
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こんにちは!また熱さが復活してきましたね。まだまだ夏!ポルトガル。
>子豚ちゃんの笑顔が・・・!!!
>でも美味しいらしいですね・・・。
>夫もひそかに好物です。
本当ですか?ポルトガル人の家族にとっては大好物で、何となく特別な日に(クリスマスとか)食べるってイメージがあるみたいです。
>まずは、この建物を壊して、おうちを建てるんですね。
>ステキなおうちが完成して、みんなでまたランチできる日が待ち遠しいですね。
はい!楽しみにしてます。
まぁ~、2年3年は覚悟しています。
私は内心「家が建つ前に結婚したら?」と思っています。結婚が延びるのは私だったら嫌だなーと思うのです。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>それはいつになるのでしょうか。と少々心配になってしまいますが、決まっているならそう急ぐこともないか。
私も同意見なんですよ。ただこのカップル、自分達でそう決めたからって人の意見を聞いて計画変える様子は無く・・・。
付き合って5年とかそれ以上、同棲が長くって、二人の家が建つこと=大きな夢=結婚と言っても過言ではないかも。
>それにしても、時が止まった感を覚える土地ですね。せかせかしなくていいかも♪
のーんびりしていました。
AMADORA市だって負けないくらいのんびりしているのに、それに加え人口が少なくてマンションが無い、みどりがあるだけでセカセカ感が無いのは不思議です。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>牛舎や昔の洗濯機、なんだか残しておきたいですね。かつ住みやすいつくりにすると面白い家になるだろうな。
牛舎や洗濯機は、彼らの子供達が育っていくとき、家の敷地にあったらすごく面白いと思うのです。4世代以上前のものが家に残っているって子供にも刺激的でしょうね。
>当分このままでも楽しめそうですね(ってわけにもいかないですね・・)
そう。私的にはとても面白いです。
家の中に、昔どうやら日本から何かを輸入したらしいと見られる大きな木箱150cm×150cm×100cmがあってMADE IN JAPANと書いてあって。
皆で「何が入っていたんだろうね~」などと想像を膨らませて楽しんでます。
取り壊されていくのもちょっと寂しい。でも早く家ができないかな、と複雑な心境です。