このブログをはじめたのは今年の年始でした。
はじめの頃は、何もかもが目新しいので、ブログに書くネタが尽きなかったのですが、徐々に生活慣れると共に、生活の場面で起こる物事が日常になってきました。
そんな中でも、まだまだポルトガルにはフシギがいっぱい。
今回は電車(地下鉄)のフシギを紹介します。
フシギ第一弾、切符を買う自販機
私は一人でリスボンに出かけるときは必ず電車と地下鉄を乗り換えます。
大学にポルトガル語講座を受けに行っていたときも、友達と会うときも、車で送って貰わない限りはそれが普段の交通手段です。
その際チケットを購入するのは、駅にある自動販売機。
初めて使ったときから、今までずっと納得できないことがあります。
あまりに小さくてどうでもいいバカらしいことなのですが・・・。
それは、こちらの自販機のお釣りの出し方。
もしこれが人間なら頭が悪過ぎです。
例えば、日本で505円の買い物で
1000円札+5円玉出したら、500円コインか100円コイン5枚返ってきますよね。
100円5枚だと、ちょっとやだなって印象。
705円の買い物したら1205円出して、500円返って来させたりして、コインを減らそうと工夫したりします。それは、私の場合店舗でも自販機でも同じ行動していました。
こちらの駅の自販機、切符を買うたんびに小銭を減らすチャレンジをしてるのですが、それがうまく行ったためしが一度もないのです!
私が今までにチャレンジした回数から行くと、偶々自販機に小銭が足りていないという理由でもなさそうなのです。
自宅から電車で、地下鉄乗換駅まで1.05ユーロ。
小銭のないときにいつもチャレンジするのは、5セントを先に入れて、2ユーロコインを出したり、5セントを先に入れて5ユーロ札を入れたりするのですが、
一番先に出てくるお釣りは決まって5セントのコイン!!!
ちっこいくせに財布の中で邪魔になるヤツ。
まるで嫌がらせかのように、ジャックポットみたいに出てくるわ出てくるわ。全部1ユーロのコインならばまぁ許してやろうというのに、20セントやら10セントでわざわざ細かくして出てくるわけです。
自動販売機の仕組みは分かりませんが、自販機メーカーの方がいたら教えてください。日本の自販機との違いは、一体なんなんでしょう。日本の自動販売機はとても賢いのでは?と、こちらに来てから実感したのです。
フシギ第二弾、電車の物乞いさん
ポルトガルに来て公共交通機関に乗ったことがある人はきっと一度は目にしたことがあるでしょう、電車の中の物乞い。
こちらの皆さんはとてもバラエティーに富んでいます。エンターテーメントを繰り広げてお金をもらおうとする人、直接話しかけて同情を誘う人、障害者であることを訴えてお金をもらおうとする人(その中にはまれに“ふり”の人もまぎれています。)などなど。
私は音楽だろうが障害者であろうがお金を出したことはありません。お金があると思われてその後で襲われたり、すりに会うのも怖いからです。それでも、やはりそういう人にお金を払う人は結構いるんですね。
音楽を演奏する人にもレベルは様々。これならどこか専属で演奏すればいいのになどと思うほど上手なグループもいれば、乗客に白い目でにらまれ、「耳障り、どっか行けっ!」と言わんばかりの下手くそグループもいます。とにかく日本人の私にとっては、しゃべり好きのポルトガル人の話し声だけでも(時には携帯電話の向こうにいる相手からの声も聞こえるほど・・・)うるさいと思うのに、音楽をガンガン演奏されたらちょっと静かにしてほしい・・・なんて思います。
あと、私の脳裏に焼きついて忘れることのできない男性がいます。
腰の高さよりちょっと高いくらいのスティックを持って電車の床とお金を入れる木箱を コンッコ コンッコン コンッコ コンッコンと絶妙なリズムを奏でてお金をもらうのです。彼は私が乗る電車の線によくいます。そこだけではなく別の線で見かけることもあります。
口では何かを唱えているのですが、あんまり理解ができません。
ある日、足が不自由でお金をもらっていたおじさんと同じ駅で降りて、駅構内にあるカフェで出くわしたことがありました。
おじさんは集めたお金でビールを何杯か飲んでいました。
集めたお金をどう使おうが、彼の勝手ですが、何となく納得できない光景を見てしまった気がしました。そういうお金はお酒やドラッグになるという話もよく聞きます。
色んな人がいるもんだ、ということで話は片付くのですが、私の乗る電車の線は危険だと言うことで有名。(リスボンとシントラを結ぶシントラ線。)すりやグループに襲われたという話も聞きます。そんな事件にあってしまってからでは「色んな人がいる」どころの話ではないです。
ご旅行などでポルトガルにこられる皆さん、気をつけてくださいね。
コメント
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杖のオジサンとか、犬にお金入れをくわえさせたアコーディオン兄弟とか、いろんな有名人(?)がいますね。
来週は、かなり久しぶりに電車に乗るので、今からドキドキワクワクしています。
シントラ線は、本当に危ないようですね。
義母も、ネックレスをもぎ取られた事があるそうです。
AMADORAさんも、気をつけてください。
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小銭がたくさん出てくるのは困りものだね。
日本で想像すると、100円のお釣りだとして、
10円玉が10枚、もしくは10円玉に5円玉や1円玉も
混じっているって感じ?
お財布が膨らむのは嫌だよね。
物乞いは困るね。ヨーロッパには多いのかなぁ。
でも、それだけ貧富の差が激しいのかなぁとも
思ったりして・・・
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ポルトガルに行ったことない人に「 ポルトガルって危険じゃない?」ってよく聞かれるんですよね。でも私自身 危ない目にはあったことないので
「そんなことないですよ」って言うのだけど
リスボンは危ないかもって最近思う。
でもそんな悪いことするのは決まってアンゴラ系の黒いやつか ブラジル系でしょ?
移民の悪いやつは ホンと困ったもんだ。
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ブラジルもサンパウロなどの地下鉄でこの手の物乞いをする人がいます。無視してますよ。
金がない人ほど、こういう人に金をあげますね。
店にも何かくれ~といってくる人がいますが、これも却下してます。働けとよといってやります。
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私もお金をあげたことはありません。
昨日、眼の見えなかった物乞いが、
今日は普通に歩いてるのも見たり・・・。
怖い思いは、1回だけしたけれど、ヨーロッパでは
比較的治安の良い国だよね。
でも、気が緩んだ時が怖いから気をつけなきゃ!
シントラ線、怖いね・・・。
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券売機は、かなり頭が悪いです。でも、ポルの普通のお店で同じ事をやっても、彼らは計算が出来ないから、小銭を戻されて、お札だけ受け取り、じゃらじゃらしたおつりが戻ってきます。機械も人間も、中身は同じ構造なのかも知れませんよ。
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こんにちは!コメントありがとうございます!
>杖のオジサンとか、犬にお金入れをくわえさせたアコーディオン兄弟とか、いろんな有名人(?)がいますね。
そうそう、珍しいとか目立つ人は有名人になりますね(笑)私もアコーディオン兄弟は始めてみたときビックリしました。
>来週は、かなり久しぶりに電車に乗るので、今からドキドキワクワクしています。
電車は慣れるまでドキドキするの分かります。GIRAS+SOLさんも気をつけて電車乗ってくださいね。
>シントラ線は、本当に危ないようですね。
>義母も、ネックレスをもぎ取られた事があるそうです。
>AMADORAさんも、気をつけてください。
そうそう、夜の9時過ぎは怖くて怖くて・・・。
後はシントラ線の朝の電車も相当怖いです。一度乗ったら夫の両親にひどく心配されちゃいました(汗)
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今からおよそ5年前、初めてポルトガルへ行った時からアコーディオン兄弟の成長を見ています。
今回もあの兄弟に遭遇して彼らの成長ぶりには驚きました。ワンコも成長してたし。
そうそう!あのリズミカルな杖オジサンはすごい!
あの複雑なリズムに乗せてTem vontade~…て言えるのがすごい。その他はみんなエセですけね。
「仕事も食べ物もなく明日死ぬかもしれない」って厚紙を持ってビスケット食べてるオッサンを見たときはツッコミ魂炸裂しましたよ(笑)
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アコーディオン隊は、大学体育館裏の一角に住んでます。気になるのは、どうしてあの犬たちは、ああなのか??そういう品種なのですかねー。
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お釣りはポルトのメトロも同じです。
スーパーのレジもおなじですよね~。
4ユーロをすべて50セントで返されたりしたときには
げげって思いました。
物乞いのおじさんには
毎朝帽子を出されます。。。
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小銭の話は想像して、お財布が大変そう、と思いました。
治安に心配もあるようですね。気をつけてくださいね。
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やっぱり日本人は、どんなに小さな事でも工夫してより良くしよう!ということをDNAレベルで持っているように思います。
ウィーンで、あり得ない冷凍庫内の製氷皿に目が点になったことをちょっと思い出しました(笑)
どうでも良いようなことですが、何か根底に関わるような?問題のようでもある気がして・・・
「小銭を減らす」というこだわり自体がないのかも・・・と思ったのですが、お店で直接こういった支払い方をする人がいないのかな?
だとしたら、自動販売機にもそういった機能は付いていないのかもと思ったり・・・
やっぱり、生活に慣れてきてもきっとこれからも色々発見があるでしょうね。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>小銭がたくさん出てくるのは困りものだね。
>日本で想像すると、100円のお釣りだとして、
>10円玉が10枚、もしくは10円玉に5円玉や1円玉も
>混じっているって感じ?
そうです、そうです。その感じです。100円玉ちょうだいよ!って思いますよね?それがジャラジャラ小銭なのです。泣
>物乞いは困るね。ヨーロッパには多いのかなぁ。
>でも、それだけ貧富の差が激しいのかなぁとも
>思ったりして・・・
ヨーロッパは物乞い多いですね。
でも、物乞いしていても一応違法でもお家があるんですよね。そういう人たちに限って子沢山大家族。
日本はホームレスの人々少なくないですが、ダンボールで道端に寝ていたりします。そう思うと、どっちがどっちだろう・・・なんて考えたりもします。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>ポルトガルに行ったことない人に「 ポルトガルって危険じゃない?」ってよく聞かれるんですよね。でも私自身 危ない目にはあったことないので
>「そんなことないですよ」って言うのだけど
そうですね、人によっては危険な目に会う人もいれば、旅中にいい人とたくさんであっていい印象の人もいれば・・・。
>リスボンは危ないかもって最近思う。
最近ではとても危険な場所も増えて、薄暗くなって一人歩きは絶対禁止ですね。
>でもそんな悪いことするのは決まってアンゴラ系の黒いやつか ブラジル系でしょ?
>移民の悪いやつは ホンと困ったもんだ。
移民系の犯罪はやはり多いですね。
それでも一生懸命働いている人もそういう中にもいて、「正常の人たち」には悪いけどゆづなんどさんのおっしゃるとおり。私も犯罪を何度か目のあたりにしてビックリしたことがあります。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>ブラジルもサンパウロなどの地下鉄でこの手の物乞いをする人がいます。無視してますよ。
Gabbynaさんもやはりそうなんですね。そういう人を見ると自分で働けって思います。
>金がない人ほど、こういう人に金をあげますね。
>店にも何かくれ~といってくる人がいますが、これも却下してます。働けとよといってやります。
お金には不自由していない人ほど、そういう人にお金をあげていないな~・・・というのは私も同じ印象でした。
ぉお~!Gabbynaさんのお店にも、「何かくれ~」と来る人がいるんですね。こちらのレストランとかでも見た事があります。そのモチベーションを就職活動にでも向けたらいいのに、と思います(苦笑)
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こんにちは!コメントありがとう。
>私もお金をあげたことはありません。
>昨日、眼の見えなかった物乞いが、
>今日は普通に歩いてるのも見たり・・・。
そうそう!その手のが多いよね。私も見たことありますよ。
>怖い思いは、1回だけしたけれど、ヨーロッパでは
>比較的治安の良い国だよね。
>でも、気が緩んだ時が怖いから気をつけなきゃ!
>シントラ線、怖いね・・・。
お互い気をつけようね~。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>券売機は、かなり頭が悪いです。でも、ポルの普通のお店で同じ事をやっても、彼らは計算が出来ないから、小銭を戻されて、お札だけ受け取り、じゃらじゃらしたおつりが戻ってきます。
あははは、私もそれ経験しました。計算できないのですね。人の計算だとよく間違えますしね。
>機械も人間も、中身は同じ構造なのかも知れませんよ。
ありえますね。小銭の増える機械とお釣りの数えられないレジの人々がいるから、物乞いが小銭くれというのも成り立つのか!?と思うほどです。
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こんにちは!お久しぶりです。
>今からおよそ5年前、初めてポルトガルへ行った時からアコーディオン兄弟の成長を見ています。
あの少年達、5年も経てばでかくなったことでしょう。でもあの犬は小さいままなんでしょう?
>今回もあの兄弟に遭遇して彼らの成長ぶりには驚きました。ワンコも成長してたし。
>そうそう!あのリズミカルな杖オジサンはすごい!
>あの複雑なリズムに乗せてTem vontade~…て言えるのがすごい。その他はみんなエセですけね。
あの人、ラップとかやらせたらすごそうだよね (爆
>「仕事も食べ物もなく明日死ぬかもしれない」って厚紙を持ってビスケット食べてるオッサンを見たときはツッコミ魂炸裂しましたよ(笑)
みんなー働け~!って感じです。
でも、今は自分が働かなくちゃいけない時かもしれません(汗)
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こんにちは!日本滞在は楽しんでいらっしゃいますか?
>アコーディオン隊は、大学体育館裏の一角に住んでます。
彼らのご自宅をご存知だったんですね。それまた貴重な体験ですね。皆より一歩先行く、情報ツウです。
>気になるのは、どうしてあの犬たちは、ああなのか??そういう品種なのですかねー。
かわいいような不気味なような・・・
あの一家の子供として生まれるのも、あそこで飼われる犬として生まれるのもちょっとかわいそうだなっていつも思います。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>お釣りはポルトのメトロも同じです。
>スーパーのレジもおなじですよね~。
みんな例外なくアノ仕組みの販売機なんですね?ポルトでもそうなら例外なしです!!
>4ユーロをすべて50セントで返されたりしたときには
>げげって思いました。
私もそういうときありました。
1.05ユーロのチケット買うのに、どうしてもお札しかなくてしかも20ユーロ。
あのときの悪夢は忘れません。
>物乞いのおじさんには
>毎朝帽子を出されます。。。
きゃしーさんもそちらの物乞いにはお気をつけくださいね。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>小銭の話は想像して、お財布が大変そう、と思いました。
お財布は常にパンパンです。ショッピングモールなどのパーキングに行くとここぞとばかりにジャラジャラ使います。
>治安に心配もあるようですね。気をつけてくださいね。
少し慣れて気が緩んできたときが危険とも言うので、毎日気を引き締めて!気をつけます。ありがとうございます
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>やっぱり日本人は、どんなに小さな事でも工夫してより良くしよう!ということをDNAレベルで持っているように思います。
そうそう!そういうことなんでしょうね。でもそれも普通のことでなにも感じなくなっていたから、外に出てみて改めて日本人のDNAはすごいなって感心しているところです。
>ウィーンで、あり得ない冷凍庫内の製氷皿に目が点になったことをちょっと思い出しました(笑)
えー!どんな製氷皿なんでしょう。(興味津々ワクワク)
>どうでも良いようなことですが、何か根底に関わるような?問題のようでもある気がして・・・
その物事自体は小さなことでも、実は大きく見ると色んな事に関わっているような気もする今日この頃です。
>「小銭を減らす」というこだわり自体がないのかも・・・と思ったのですが、お店で直接こういった支払い方をする人がいないのかな?
>だとしたら、自動販売機にもそういった機能は付いていないのかもと思ったり・・・
>やっぱり、生活に慣れてきてもきっとこれからも色々発見があるでしょうね。
今まで思ったのは、小銭出して、こっちが「お札にして、」とか、「2ユーロコインにして、」などと指示しないと考えられないような、そういう概念がないようです。
指示するとなんのこっちゃ?というフシギな顔をされます(笑)