ポルトガル語 勉強日記
私のポルトガル力はまだまだ課題がいっぱい。語彙力もリスニング力もまだまだ足りません。それでもポルトガルに来る前に比べてみればずいぶんと上達したな~と、自分で思っています。
一番勉強をした時期は大学のポルトガル語講座を受けていたときでしょう。
私が通ったのは
UNIVERSIDADE DE LISBOA FACLDADE DE LETRAS
DEPARTAMENTO DE LINGUA E CULTURA PORTUGUESA
というコースです。
一日4時間、一週間に4日間、これが2月中旬から5月後半までのコース、合計13週間でした。
私が通っていたのは朝8:00~12:00。
その他のクラスは12:00~16:00、16:00~20:00というコースがありました。
(注:2006年5月の時点での授業時間です。現在のコースに関してや詳細についてはお問い合わせ下さい。)
通っている生徒さんは当然ポルトガル以外の外国人。年齢もバックグラウンドも様々です。ここでの主目的はポルトガル語を学ぶことではありますが、いろいろな国の友達と話し、文化や考え方の違いに触れることが出来るのも貴重な体験だったように思います。
レベルは、初級者レベルのINITIAL、ELEMENTARY、INTERMEDIATE、ADVANCED、SUPERIORと分かれています。
私は初級者レベルのInitialからスタートしましたが、この13週間でかなりのボリュームのあるテキストを一冊終わらせるという猛スピードだったので、日々出される宿題や課題の量、覚えるべきことは沢山あり、すごく大変だった記憶があります。
最終的には合格すると資格と認められる試験があり、受講費の中にその試験の費用も含まれています。
コースに通いはじめる前、自分でポルトガル語を勉強し始めてみたのですが、私個人のタイプからして、独学で超基本の文法や動詞の活用などをたたきこむのはとても難しいことでした。やって出来ないことは無いでしょうけれど、マイペースで気まぐれな私は、一人で自習する集中力とモチベーションを継続することがすごく苦痛だったのです・・・。それを考えればこの大学のコースに通って基礎を学んだことがずいぶん役立ったと今思います。
(しかしながら、13週間のコースを終了し、その後のレベルには進みませんでした・・・。)
ここで使用したテキストは大学で推薦されているものだと思うので、授業で使った教材を紹介したいと思います。
Portugues Xxi – Level 1
レベルは初心者用。これが私たちが日常に活用していたテキストです。表記はすべてポルトガル語。
Portugues XXI – Level 1
Exercises
こちらはテキストとは別売りですが、テキストで学んだことを復習するための練習問題です。ポルトガルコースの中では、宿題になったり、授業中に問題を解いて答えあわせをして復習、という風に活用していました。
Gramatica Activa:1
文法についての解説&問題集。これを覚えて繰り返し練習することで日常会話のレベルが向上したような印象を持っています。
動詞の活用がふっと思い出せないときなどにお役立ちの一冊。
(★余談ですが、私がポルトガル語の上達に悩んでひどく落ち込んでいたとき、お義父さんがある日、仕事帰りに書店に行きこれを私に買ってきてくれました。 もうすでに同じもの持っていましたけれど、お義父さんの気持ちが嬉しかったのと、ポルトガル人がこのテキストを見ても、ちゃんと初心者向けに出来ていて、 基本がしっかりおさえられているテキストという証拠なんだな、という印象を持った出来事でした。)
Portugues XXI (オーディオ付きテキスト教材)
テキスト&CD。当時のクラスでCDの購入は必須ではありませんでしたが、講師がいつもクラスで使っていた音声教材。テキストの中にもリスニングの箇所がいくつかあり、これを聞きながら授業が進められました。
2015年現在講座が開催されているかは未確認です。恐れ入りますが、リスボン大学、ポルトガル語講座の詳細についてはこちらにお問い合わせください。
連絡先:
Departamento de Língua e Cultura Portuguesa
Faculdade de Letras da Universidade de Lisboa
Alameda da Universidade
1600-214 Lisboa Portugal
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