もともとはAMADORA家のおとうさん、アルビーノが、そこの料理が好きだから行きつけになったらしいのですが、かれこれ30年以上の常連さん。
当時のおとうさんの年齢を、息子達がゆうに超えちゃってるのはスゴイ!
その成長を33年見届けている、レストランのおじちゃんたちもスゴイ!
息子にも子供が出来ているわけですから3世代お世話になっているわけですよね。
因みに先日のディーの誕生日の食事もここでした。誕生日にしては、私達にはとても日常の場所。
レストランの雰囲気は、テレビがあって、サッカーとかニュースを見ながら友人や家族が普通に食事をする、おしゃれでも高級でもない、一般的なレストラン。
前置きはともかく、そのレストラン料理はおいしいけど私は『え?』と思うことが多い。
この間は、賞味期限切れのコーラが出てきたし、血らしき赤いしみがついたパンが出てきたこともありました。
料理に調理用のペーパーがまぎれていたこともありました。
ミネラルウォーターのボトルに水道水を入れてきたことも・・・。
その度にお父さんは、ちゃぶ台をひっくり返すくらいの勢いで文句を言い、レストランのおじちゃんは、一つ一つにありえない冗談を言ってくるのです。そして『ま~ったく!!しょうがないな~』と、皆で笑って終わり。
――― この人たちの関係が良くわからない・・・。謎・・・なんで?。―――
細かいことを気にしない国民性なのはわかっていはいるけれど、口に入れるものは色々と気を使うのが当然と思っていた私は、愕然としてしまう彼らのやり取り。
日本人なら怒り狂って、それ以降そのレストランには2度と行かないことでしょう。それどころか、周囲に『あそこには絶対に行かない方が良い!』なんて、うわさを流す事だってありえますよね。
彼らの関係も家族並みに長い。息子の結婚式の二次会を貸切でやったり、家族の誕生日をここでやってきたり、一つ一つの家族行事をここでやってきたことも、思いいれの一つかもしれませんね。
と、私は自分を納得させる理由を今探しているところです。
AMADORA一家で一番新米の私。ビックリすることもまだまだ多いですが、このレストランともこれから長いお付き合いになりそうです。
ちなみにここのポルトガル料理はおいしいです。
コメント
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こんにちは。
賞味期限はともかく、血はちょっとなー、と思いますが、家で料理する程度に考えたらありなのかも。(血はなし)プロとして、確かに日本ならいかがなものかと思うけれど、ポルトガルだし、
料理もおいしく、家族同然のお付き合いなら行き続けるものかもしれないですね。文句を言って、しこりもないのでしょうから。AMADORAさんも慣れるかな・そのうち、厨房に入ったりして。
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血のついたパンはいやかも。
でも、きっとAMADORAさんも何年したら、
「まっしょうがないか!」って
笑っているかもしれませんよ。(笑)
それにしても、家族の絆が強そうでよいですね。
いきつけのレストランってところが
よいではないですか。
何世代にもわたっているなんて素敵。
カルチャーショックもいろいろあると思うけど、
笑い飛ばして、楽しんでくださいね。(^v^)
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いいね~。その器の大きさっ。
寛大な、宇宙のような心の広さが、そのレストランとの歴史を創っているのねっ!?と勝手な理解をしとりますっ、笑
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こんにちは!
>賞味期限はともかく、血はちょっとなー、と思いますが、家で料理する程度に考えたらありなのかも。(血はなし)
そうですよねえ・・・。血は、絶対なし!!
お父さんが料理してて指を切ったときも、めんどくさくてバンドエイドとかしないで料理し続けているんだけど、とても気になる・・・
>プロとして、確かに日本ならいかがなものかと思うけれど、ポルトガルだし、
>料理もおいしく、家族同然のお付き合いなら行き続けるものかもしれないですね。
そのようです。私以外ポルトガル人で過ごしていると、私だけがものすごく神経質なんじゃないかと思うことがあります。
>AMADORAさんも慣れるかな・そのうち、厨房に入ったりして。
最近は通う頻度が増え、一週間に2回くらい通っているんです。まさに、自宅のキッチン状態になる日も近いかも!?
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>血のついたパンはいやかも。
>でも、きっとAMADORAさんも何年したら、
>「まっしょうがないか!」って
>笑っているかもしれませんよ。(笑)
何年しなくても、そろそろその域に入っているかも知れません!?ははは
>それにしても、家族の絆が強そうでよいですね。
>いきつけのレストランってところが
>よいではないですか。
>何世代にもわたっているなんて素敵。
ご近所づきあいや、家族で行きつけのレストランなんて、東京で暮らしていたときは経験できなかったので、こういうの何だかホッとしますね。
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こんにちは!ぴかあんちゃん
>いいね~。その器の大きさっ。
器が大きい・・・ふーむ、そうとるか・・・。それもありか・・・。
でも、そのレストランに30年行き続ける客の方も、器が大きいと思うよ(笑)。
細かいことに気配りしないとお客がへるっていう、日本みたいな危機感はないのかも知れないしね。
まあ、それがここポルトガルのいいとこでもあるのかも。