旅の醍醐味と言えば、私の場合頭をガツンとやられたくらいのカルチャーショックを受けること。良いものも、そしてもちろん悪いものも。
今回のベルギーの旅でも、ちょっとしたカルチャーショックをいくつか受けました。
一番最初のカルチャーショックは、ホテルに到着して直ぐ受けました。
私たちが滞在していたホテルの付近にはSEXショップのようなアダルト系のお店がワンサカ。DVDショップや映画館など店構えがあまりに堂々としていて、日本でいうコンビニくらいの感覚で出入りできそうです。
真昼間の2時3時に独りでここを歩いていたら、中年のおじさんにウィンクをされて後をつけられたことがありました。ギョッとしました。え?何か勘違いさせた?
場所によってはそういう危険な場所があるから気をつけるようにとは言われていても、ホテルがここじゃ、どうしようもありません。
電車に乗ってアントワープに行ったときの一場面。
(本当は写真は撮ってはいけないらしいです)
こんな風な、建てに長細いショーウィンドウが並ぶ地区がありました。
よくよく見ると、おお~!!マネキンが動いている~!!
おねえちゃんたちが、客引きをしながら携帯をいじってます。一階の店舗の上はお部屋になっているようでした。
しかも、この光景は朝11時前です。以外に早い時間に店を開けてますけど、お客さんいるのかなあ?
驚いたことのもう一つは物乞いの人々。
ベルギーの物乞いの皆さんは凄く積極的です。あの積極性があってもお仕事は見つからないのかなあ。もしかしたら失業者でいることをあえて選択しているのかも?
ポルトガルでも目の見えない人(のふり)とか、同情を買うようなストーリーで電車賃を巻き上げようとか、子供を連れて苦労してますと告白している人など色々な人がいます。
ブリュッセルの町には、座って缶からなどを目の前において赤ん坊を抱っこしている女性をよく見ました。しかも歩道のど真ん中にいるではないか!何と・・・。かなり存在感、大です。座っている目線から歩く人に声をかけています。更に、本当の子供がいない人は赤ちゃんの人形を抱っこしている人もいました。
それから、私が一日で3回も見かけた一家は、 子供がいる夫婦で別々の場所を分担して、お昼に集まったお金を出し合って、なにやら真剣に話し合いをしています。これが彼らの仕事なんだろうな。
カフェなどの軽く食事を取れるようなところにいくと、それぞれのテーブルに子供を抱っこして周って歩きます。そして「困ってます。子供がいて大変なんです。」そんなことを言ってきます。親には逆らえないまだ小さな子供たちを見ていると、何だか複雑な気持になりました。
ミュージアムに独りで行ったとき、近くである若い女性軍団にあいました。彼女曰く、「困った子供ために署名をくれ」とのこと。もの凄く強引です。
「いいえ、結構です。」と、冷たく言うと、「署名だけだからしてくれ!」と目の前にボードを突きつけてきます。それを見ると5人くらいぐちゃぐちゃな字で名前が書いてあります。
署名だけならと思い名前を書くと「お金を払ってください。」と言うではないか!
「お金ありませんから!」というと、私に対して何か暴言らしき言葉を大声で吐いて去っていきました。
ひどく気分が悪くなりました。その後彼女はお金持ちそうな老夫婦に近寄っていき同じ手法でお金をもらっていました。それを見ると「私は何か悪い事したのか」と思わされたのですが・・・。
私だって仕事してないし、金持ちなんかじゃないんだから!!と思うも、世の中もっと大変な人もいるという同情の気持もちょっとあって、変な葛藤をした。
小銭をこういう人たちにあげたくないな・・・という、理由のひとつ。
それはトイレが有料だから。トイレがあるところにいくと、雑誌なんかを読んで椅子にちょこんとすわっているおばちゃんがいます。掃除をしてお金を取るためにそこにいるんです。
トイレが近い女性などはホント、嫌になるくらいトイレにお金がかかります。一般のレストラン、カフェ、駅、マクドナルドでさえ、平均30セントくらいかかります。トイレに行くたびに小銭を使い、お札を崩すこともしばしばありました。そのうち「たったこれだけのために~!?」と、無駄に紙を多く使ってみたり化粧直しの為に長く居座ってみるものの気持は治まりません(当たり前 笑)
ベルギー在住の方のお話では、ベルギーは昔から水が高く、トイレで流す水でさえ貴重だったのだそうです。ヨーロッパのほかの国でもそのようですが、幸いポルトガルのトイレは有料のところはとても少ないように思います。
10日間ブリュッセルに滞在したわけですが、以外に色んな面を見ることが出来て刺激的でした。
今日で夫はベルギーの仕事が終了!!いよいよ来週からは、二人で日本に帰国です
コメント
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そうそう、ブリュッセルの駅の近くにガラス越しのストリップ街ありましたね~。電車からも見えるのでびっくりしました。ブルージュとかは全然感じませんでしたが、ブリュッセルは結構歩いていても治安があまりよくない印象受けました。ヨーロッパで色々治安の悪いところを見ていたので「そんなものかな~」とも思ったり・・・。お手洗いもマックですらお金とられましたよ!!旦那サマは初めてのヨーロッパ旅行だったので治安の悪さや街の汚さ(ゴミがよく落ちている→特にフランス)にちょっと驚いていました。ロンドンについた時には、大都会でなんだかホッとしたのを覚えています~。
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売春が合法化されている場所ならではの光景ですが、女性としたら困りますよね。
以前この商売の女性の一日をドキュメントした奴を見たのですが、こんな部屋を借りて、いくら払ってというので余りたいした稼ぎにならないとか、言ってました。
後物乞いとか、ほんとに??と思うのがありますね。
旦那さん、普段忙しそうなので2人で日本でしっかりとお休みしてきてくださいね。
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ああ、マネキンさんだったのね。本物の女性じゃなかったんだ。知らなかった。売春が合法化されているので、店で働くには、健康チェックもちゃんとなされているし、遊ぶには安全かもしれないですね。そんなことないか。。。
ドイツも、トイレは有料で、トイレの近い父には、たくさんの小銭をあてがっていました。トイレに行く度、嫌になるよね。
旦那さんとの日本旅行、楽しんで来て下さいね。
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光と闇があるのが普通だけど、
国家として、もう少し対策を練って欲しいですよね。
それにしても、日本へ戻る日が近づいていますね。
久々の日本を思う存分堪能してね。
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感動と失望は共存するものですね。旅行と生活もまた。
ポルトガルの小銭稼ぎにびっくりしていたら、ベルギーには対抗できませんね。CAISのお兄さんに、購入を迫られて拒否すると、「雑誌一冊につき、一部が自分たちへのマージンになるから、買わないなら俺にBOLOを買ってくれ」と、向かいのCAFEに勝手に入ろうとしました。その強引さ、というか小銭もらえるのは当たり前、とでもいうような言動にブちぎれた私は、「学生で失業中の私からお金をせびるとは何事だ!」と吠えてしまいました。大人気ないですけど、彼らの態度はもっと遺憾を買う。毎日この光景に直面すると、こちらが参ってしまいます。
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色々なカルチャーショックを味わわれたようですね。
やっぱり、居直りや開き直り、強引さには日本人はさらに驚きを受けるだろうな、ともし自分がAMADORAさんのような署名+寄付の強要させられたら思うだろうな。
確かにその積極性を仕事探しに向けられないものか?と思ってしまう。
やっぱりカルチャーショックとは、良い面と悪い面の両方があるのですね。
さて、いよいよ日本ですね。
またお役に立てることがあったら言ってくださいね!
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ポルトガルとは違った色んなことがあったのですね~。
でもレストランやカフェのトイレも有料なんだ!(@@)
日本人の私からしてみれば、トイレにお金が必要なの?って感じだけど、ベルギーの人たちにとっては
それが普通のことなんだよね~。なんかちょっと不思議です。
物乞いといえば・・・私、ポルトガルでよく駐車場の
開きスペースを案内してお金を取る人たち
いるじゃないですかっ!
あの人たちは一体なんなのでしょうか・・・
だって案内したって、あの人たちの土地じゃないしさ~。
小銭だって、払うの嫌だな~って思ってしまいます!
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私も海外で物乞いに服を掴まれたりっていうことがありました。でもそれは全部子どもでした。
ベルギーってすごく綺麗な町並みだけど、そんなに物乞いが多いとは思わなかったです~。陰と陽って感じです(>_<;)
有料トイレに関しても、私トイレ近い子だから
持ち合わせがなかったら膀胱破裂してしまうかも(泣)
日本にはどれくらい滞在されるんですか??
旦那さんもお仕事で疲れてるでしょうし、リラックスできるといいですね♪
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合法売春は、オランダだけかと思ってました・・・
ベルギーって、美しい町並みだけじゃないんですね。
住んでみたら、すごく嫌いになっちゃうかも・・・。
差し引きして考えたら、やっぱりポルトガルの方が良いのでは???!!!
来週から日本ですか?!いいですねー。
どれくらい行かれるのですか??
お二人で楽しんできてくださいね。
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いよいよ帰国ですね!ご主人お仕事お疲れ様でした。日本は台風が次々来ています。どうか気をつけて帰ってきてください。
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こんにちは!コメントありがとうございます。
>そうそう、ブリュッセルの駅の近くにガラス越しのストリップ街ありましたね~。電車からも見えるのでびっくりしました。ブルージュとかは全然感じませんでしたが、ブリュッセルは結構歩いていても治安があまりよくない印象受けました。
ベルギーやオランダは普通にそういうところがありますからねぇ。生活したら当たり前になるんでしょうけれど・・・最初はちょっとビックリ。
>旦那サマは初めてのヨーロッパ旅行だったので治安の悪さや街の汚さ(ゴミがよく落ちている→特にフランス)にちょっと驚いていました。
ご主人、初めてのヨーロッパだったらかなりカルチャーショックだったんではないでしょうか(^^;)
きっとお二人がポルトガルにいつかいらっしゃるときがあればまた新たなカルチャーショックが(笑)!?
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こんにちは。コメントありがとうございました。
>売春が合法化されている場所ならではの光景ですが、女性としたら困りますよね。
ハッキリ言って気分は悪かったですね。女性に対する見方がそういう見方な訳ですから・・・変な人もいっぱい見ました
>以前この商売の女性の一日をドキュメントした奴を見たのですが、こんな部屋を借りて、いくら払ってというので余りたいした稼ぎにならないとか、言ってました。
へー!そんな密着取材ドキュメンタリーが!?思い切ってますね。
体をはって、でも以外に稼げないなんて・・・ヒドイですねぇ。。自分のことではないけれど、同じ女性としてなんか切ない話です。
>旦那さん、普段忙しそうなので2人で日本でしっかりとお休みしてきてくださいね。
ありがとうございます。日本に無事到着しました。
また日本から報告します!
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こんにちは!
>ああ、マネキンさんだったのね。本物の女性じゃなかったんだ。知らなかった。売春が合法化されているので、店で働くには、健康チェックもちゃんとなされているし、遊ぶには安全かもしれないですね。そんなことないか。。。
健康チェックはちゃんとしててほしいですけどねぇ、どうなんでしょう。なんか不衛生っぽいお店でそれ見ただけで何か信用できない気がしましたが(笑)彼の上司が大好きなので、ベルギー滞在中に変な病気もらってなきゃいいけど。
>ドイツも、トイレは有料で、トイレの近い父には、たくさんの小銭をあてがっていました。トイレに行く度、嫌になるよね。
お父さん、さぞかしドイツでビックリされたでしょうね。形のないものにお金払うなんて!しかもトイレ!今でも納得行きません。
>旦那さんとの日本旅行、楽しんで来て下さいね。
日本に無事到着しました。彼は久々にストレスから開放されて楽しそうにしているのでちょっとホッとしました。
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月見だんごさん
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
>光と闇があるのが普通だけど、
>国家として、もう少し対策を練って欲しいですよね。
そうですよね、どうにかなるものなら・・・。
一方で、ベルギーは子供のいる家庭や教育に対する対策が凄くシッカリしているそうです。そういう意味では日本も見習わなければならないところもあるのでしょうね。
>それにしても、日本へ戻る日が近づいていますね。
>久々の日本を思う存分堪能してね。
ありがとうございます!思う存分楽しんできます!
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こんにちは!帰国の準備はすすんでますか?
>感動と失望は共存するものですね。旅行と生活もまた。
世界中どこに行っても完璧な天国のような場所は存在しないのでしょうね、きっと。
確かに日常生活があって、旅行の楽しさがあるというコントラストも一緒。
>ポルトガルの小銭稼ぎにびっくりしていたら、ベルギーには対抗できませんね。CAISのお兄さんに、購入を迫られて拒否すると、「雑誌一冊につき、一部が自分たちへのマージンになるから、買わないなら俺にBOLOを買ってくれ」と、向かいのCAFEに勝手に入ろうとしました。その強引さ、というか小銭もらえるのは当たり前、とでもいうような言動にブちぎれた私は、「学生で失業中の私からお金をせびるとは何事だ!」と吠えてしまいました。
そんなことが~!?信じられません。そりゃ、彼らの強引さに勝つくらいに吠えないといけませんね。夫はもともと吠えることが多いですが(笑)、そういう小銭稼ぎのみなさんに吠えるときは恐ろしい剣幕でおこります。あれをみて私も学ばねば、、、と思います。
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こんにちは!いつもコメントありがとうございます。
>確かにその積極性を仕事探しに向けられないものか?と思ってしまう。
>やっぱりカルチャーショックとは、良い面と悪い面の両方があるのですね。
どこに旅行に行っても短期の滞在では中々みえない現実があるものですよね。もちろん日本にも。
そんなことをいつもディーと話しています。
>さて、いよいよ日本ですね。
>またお役に立てることがあったら言ってくださいね!
ありがとうございました!アドバイス感謝しています!また日本からの報告もしますね。
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コメントありがとう。お元気ですか~?
>ポルトガルとは違った色んなことがあったのですね~。
>でもレストランやカフェのトイレも有料なんだ!(@@)
ビックりですよね!?これもかなりのカルチャーショック。小さいほうは我慢しすぎて膀胱炎になりそうでした。
>日本人の私からしてみれば、トイレにお金が必要なの?って感じだけど、ベルギーの人たちにとっては
>それが普通のことなんだよね~。なんかちょっと不思議です。
そう。きっとSonさんがベルギーに住んだらこれが当たり前になるでしょうね!だって、ポルトガルの不思議も、既に私たちにとって普通になったこともいっぱいあるはず!そう考えると面白いですよね♪
>物乞いといえば・・・私、ポルトガルでよく駐車場の
>開きスペースを案内してお金を取る人たち
>いるじゃないですかっ!
>あの人たちは一体なんなのでしょうか・・・
>だって案内したって、あの人たちの土地じゃないしさ~。
>小銭だって、払うの嫌だな~って思ってしまいます!
いるいる!あの人たちって、結構熱心に案内していない?妙な気分になります。それだけで一日の稼ぎはどれくらいなんだろう。
自分の持ち場とかあるんだろうね。あと、常連の人の車を守ったり場所とったりそんなこともきっとやってるんじゃないかなぁ。
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こんにちは!コメントありがとうございます♪
>私も海外で物乞いに服を掴まれたりっていうことがありました。でもそれは全部子どもでした。
へー。やはり経験ありましたか?日本が豊かな国なんだって思わされますよね。積極的な物乞いなんて日本でお会いしたことありませんもん。
>有料トイレに関しても、私トイレ近い子だから
>持ち合わせがなかったら膀胱破裂してしまうかも(泣)
小銭いっぱい持っていったほうがいいですね、ヨーロッパ旅行の際は。
でもね、5ユーロ10ユーロ札でも、律儀にお釣りくれるんです。あの人たち。
30セントくらい見逃してもいいとは思うんだけど。
ある日、悪気無く20ユーロしかなかったら、トイレから出てきたときにちゃんと19ユーロ70セント用意されてました(涙)
>日本にはどれくらい滞在されるんですか??
>旦那さんもお仕事で疲れてるでしょうし、リラックスできるといいですね♪
ありがとう!10月の半ばまでいる予定です。
またブログで報告しますね!
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こんにちは!無事に日本に到着しました!
>合法売春は、オランダだけかと思ってました・・・
>ベルギーって、美しい町並みだけじゃないんですね。
>住んでみたら、すごく嫌いになっちゃうかも・・・。
住んでみてこそ見えるところがいっぱいありますね。旅行だけでは分からない・・・。
>差し引きして考えたら、やっぱりポルトガルの方が良いのでは???!!!
実際に旅行で来たポルトガルと住み始めたときのポルトガルは印象が全然違いました。
最初の頃は嫌なことばかり見えて・・・でも1年近く経つと住めば都・・・慣れってスゴイです。
ポルトガルに帰ったら、何となくホッとしました。
>来週から日本ですか?!いいですねー。
>どれくらい行かれるのですか??
>お二人で楽しんできてくださいね。
ありがとうございます!また直ぐにブログで報告します。
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ありがとー!会えるの楽しみにしてるよ♪