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週末の小旅行と所感

週末、弟のキーケッシュとその彼女アンドレア、ディーと私の4人でアルガルヴェに小旅行に行ってきました。

アルガルヴェは、ポルトガルの中でも海外からの旅行者に大人気の観光地で、リスボンから自動車で飛ばすと4時間くらいで着きます。

私が始めてポルトガルを訪れてからもう直ぐ3年たちますが、その時にも家族そろってアルガルヴェにやってきました。

そんなこともあり、思い出のある土地として、私にとって少し特別な存在のアルガルヴェ―――。

 

案の定、沢山の観光客に出会いました。スペイン、イタリア、イギリス、アメリカ、から来ている中年カップルや退職後らしき老夫婦、親子連れなどで大賑わいでした。しかも、セーターを来ているのはリスボンからきた私たちだけ・・・ぽっ

海辺のレストランでランチを取ったのですが、海ではもう泳ぐ人の姿がちらほら・・・

そして隣に座った白人老夫婦はすでに真っ赤(ほぼ火傷状態っ!)に 日焼けしています。

そこここからポルトガル語以外の外国語が聞こえてきますし、『ここはどこ?今、何月?』という不思議な感覚にとらわれました。 

さて、私たちが滞在したのはアルブフェイラというリゾート地。目の前はスイミングプールで今すぐにでも泳ぎに行きたい気分でしたが、何しろ今はまだ2月。4人の中で、誰一人として海水浴の道具を持ってきたものはいませんでした。

アパート 

借りていた部屋にはキッチン、バスルーム、ベッドルーム、リビングルームとバルコニーがありました。

今回アルガルヴェを訪れたもう一つの目的は、ディーがまたしばらく会うことが出来ないアルガルヴェに住む友人と再会を果たすこと。

8時に始まった彼らとのディナーも、終わって家に着いたのは夜中の2時も近かっただろうか。 

若者達が大勢集まり、お酒の入った時の会話には私は全くついていけない。最初の1時間くらい、ディーは私のために会話をちょっと訳したり説明してくれていましたが、数秒ごとにころころと話が変るのでそれも諦めました。彼らの使う言葉は超ハイスピードな上に、辞書には無いような言葉も使うし、冗談やらスラングやらで最初の2時間くらいで、私の集中力はすっかり消耗しきって、大変疲れましたクール脳みそが溶けているのでは?と感じるほど(笑。こういうことがあるたびに、私のポルトガル力はまだまだだと反省するばかり。

国際結婚したり海外生活をしている、留学をされたことがある方は誰しも感じたことはあるでしょうけれど、海外で自分だけが外国人であるという環境にポンとはいると、孤独を感じたければそんな要因は、どこにでもごろごろ転がっている。

私だけわからない。私だけしゃべらない。もっと勉強しなさいよ、もっとテレビを見なさいよ、とか言われると、『ポルトガル人のアナタにポルトガル語の難しさがわかるの!?』などと反抗的な気分になったこともあります。

でもそういう時にそれだけポジティブに考えられるか、気持ちを切り替えられるかという、自分を試されているような場面は、何かすごく貴重な気がしてなりませんでした。大勢のポルトガル人ばかりの環境に行く時、私の耳についているシャッターが自動的に "ガー" と下がって、マイワールドに入れるのですが、今回は、引越しをしたらしばらく会えないかもしれない、という思いで頑張ってみんなの輪に入ろうと努力をしてみました、、、いやはや  笑。

そうはいっても、友達とおいしいものを食べて飲んでしゃべって…楽しい夕べでした。

 

他にもディーにお別れを言う人(犬)が一人(一匹)。

赤ちゃんの時から知っているフレッドです。何年たってもディーのにおいを覚えているようで興奮が尋常ではありません。別れ際にディーを見つめるさびしそうなフレッドの目…。

これからディーと私がオーストラリアに行くって、わかったのかな?

フレッド 

『いってらっしゃ~い!また遊びに来てね~』

 

 

 

 

翌日はパンケーキを作って、さんさんと太陽の降り注ぐバルコニーで遅い朝ごはんを食べました。部屋の両隣はイギリスからやってきたとみられる老夫婦達。ブリティッシュなまりの英語が両方から聞こえてくる。ここはポルトガルなのだろうか?という錯覚が再び。

パンケーキ 

 

 

 

 

↓朝ごはんを狙ってバルコニーにやってきた猫。野良のわりにとてもかわいい。

猫

 

 

バルコニーで太陽を浴びながら雑誌を読んだりおしゃべりしたり、特別なことはしませんでしたがのんびりとした日曜を過ごして、AMADORAへと帰ってきました。

 

 

まだ出発の時期は分かりませんが、ポルトガルとのしばしのお別れ、友達と離れてしまうことを改めて考え、少ししんみりとしてしまった週末でした。次にアルガルヴェにこれるのはいつだろう??

コメント

  1. SECRET: 0
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    私も良く、家族とかみんなで集まった後に自分の英語力に撃沈して、何もかも嫌になってしまうときがあります。本当に語学ってすぐに伸びないのでジレンマ!!こればかりはコツコツ勉強するしかないですよね。。。

    ポルトガルを去るのも寂しいですね。

  2. Son より:

    SECRET: 0
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    楽しいAlgarve旅行になってよかったですね!!
    私もルイの家族や友達といる時に、ポルトガル語中心になると『わ~か~ら~な~い~』ってシャッターがおりてしまって、その度にちょっと寂しいなって思って→やっぱりポルトガル語勉強しなきゃって思って→相変わらず勉強せず・・・ってぐるぐる回っています。反省・・・。
    今年は本当にポルトガル語は頑張らなくちゃ!
    AMADORAさんのいつもポジティブなところ、尊敬します~!!^^
    本当にオーストラリアに行ったら、私寂しくなるな。。。(泣)

  3. さくら椿 より:

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    こんにちは。
    楽しい小旅行でよかったですね。
    しかし、今の時期でプールに入れるってすごすぎ。
    ポルトガルって、寒いという印象があったのだけど。

    異国に入るだけでもさまざまなギャップがあると思うけど、
    AMADORAさんはいつもよくがんばっていると
    思いますよ。(^-^)
    オーストラリアは英語圏だから、なじむのが早いかもしれませんね。

  4. SECRET: 0
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    素敵な週末だったようですね。大切な人達と過ごす時間を楽しんだのですね。しばらく会えないから、格別なものになったことでしょう。
    私の耳シャッターは、今でも作動中です。努力すれば分かるんだろうけど、頭が疲れて来ると、脳が指令を出します。そして一休み。これは、ガイジンの特権です。

  5. GIRAS+SOL より:

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    そして、ちょっと別れが寂しい週末でしたね。
    AMADORAさんとディーさんは、オーストラリアでポルトガルへのSAUDADEを感じるのでしょうね・・・。
    でも、いつでも帰ってこられる故郷が、日本とポルトガルと、2つもあるということは、ダブルでなんだか嬉しいことのような気もします。
    前向きで、ステキなAMADORAさん、応援しています!!
    あ、耳のシャッター、私もいまだに利用中です(笑)

  6. AMADORA より:

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    こんにちは!お元気ですか?

    >私も良く、家族とかみんなで集まった後に自分の英語力に撃沈して、何もかも嫌になってしまうときがあります。本当に語学ってすぐに伸びないのでジレンマ!!こればかりはコツコツ勉強するしかないですよね。。。

    私もいつも撃沈・・・。
    そうですよね~。言語って一日や二日で直ぐにペラペラになるものではないからこつこつやるしかないのですよね。わかってはいても、難しい!!

    >ポルトガルを去るのも寂しいですね。

    友達と楽しい時間を過ごした後など、ふっととてもさびしくなりますが、でも新しい生活にも期待して、英語の勉強でもしようかと考えている今日この頃です。

  7. AMADORA より:

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    PASS:
    こんにちは~!コメントありがとうございます。

    >楽しいAlgarve旅行になってよかったですね!!
    >私もルイの家族や友達といる時に、ポルトガル語中心になると『わ~か~ら~な~い~』ってシャッターがおりてしまって、その度にちょっと寂しいなって思って→やっぱりポルトガル語勉強しなきゃって思って→相変わらず勉強せず・・・ってぐるぐる回っています。反省・・・。

    それ、私も一年間続けてきました(笑)勉強しなきゃしなきゃと思うけど、そう直ぐにはしゃべれないよね。姪っ子甥っ子を見てると言葉の覚えのスピードの早さに圧倒されます。いいな~って。。

    >本当にオーストラリアに行ったら、私寂しくなるな。。。(泣)

    私もさびしいよ~。近いうちまた遊びましょ♪

  8. AMADORA より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは!コメントありがとうございました

    >楽しい小旅行でよかったですね。
    >しかし、今の時期でプールに入れるってすごすぎ。
    >ポルトガルって、寒いという印象があったのだけど。

    そうなんですよ~。特に北欧からきた観光客にとってはすでにポルトガルは半そでの気温なんですね。温かいときは20度くらいですもの。
    でも家の中は寒いんですよね(^^;)

    >異国に入るだけでもさまざまなギャップがあると思うけど、
    >AMADORAさんはいつもよくがんばっていると
    >思いますよ。(^-^)

    ありがとうございます。出来るだけ適応しようと努力はしているのですが、それでもやっぱりいろいろカルチャーショックやら辛いこともありますね。

    >オーストラリアは英語圏だから、なじむのが早いかもしれませんね。

    そうであることを願っています。英語の勉強も始めなきゃ。
    皆との別れはさびしいものですが、楽しい想像をして新しい生活に期待もしています。

  9. AMADORA より:

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    こんにちは。皆さんお元気ですか?

    >素敵な週末だったようですね。大切な人達と過ごす時間を楽しんだのですね。しばらく会えないから、格別なものになったことでしょう。

    そうですね、なんて別れを惜しんでいたものの、彼らの両親の実家が近所なのでもしかしたら出発前にひょっこりとまた会うことが出来るかもしれませんが(笑)

    >私の耳シャッターは、今でも作動中です。努力すれば分かるんだろうけど、頭が疲れて来ると、脳が指令を出します。そして一休み。これは、ガイジンの特権です。

    そうですか!小町さんも??でも脳指令は拒絶できませんもんね。シャッターって以外に役立つときもありますね。聞かなくてもいいこととか、聞かないほうがいいことも時にありますし(笑)
    特権と思うのも前向きですね!!!!

  10. AMADORA より:

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    こんにちは!コメントありがとうございます。

    >そして、ちょっと別れが寂しい週末でしたね。
    >AMADORAさんとディーさんは、オーストラリアでポルトガルへのSAUDADEを感じるのでしょうね・・・。

    きっとポルトガルがなつかしい~!友達や家族が恋しい~ってなると思います。確実です!

    >でも、いつでも帰ってこられる故郷が、日本とポルトガルと、2つもあるということは、ダブルでなんだか嬉しいことのような気もします。

    そうか、ふるさとが2つですね!そう思うと帰るのは大変だけど、ダブルで楽しめると思えば良いものですね。

    >前向きで、ステキなAMADORAさん、応援しています!!
    >あ、耳のシャッター、私もいまだに利用中です(笑)

    えー!!小町さんやGIRAS+SOLさん、もう皆さん流暢にポルトガル語になじんでいらっしゃると思っていましたが、なんだかホッとしました。シャッターは皆さんお持ちなんですね。ちょっと嬉しいです(^^)♪

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