はじめに
「バカリャウ・ア・ゴメス・デ・サ」は、ポルトガルの伝統料理である塩漬けタラとジャガイモを使ったグラタンです。豊かな風味とクリーミーな食感が特徴で、ポルトガルの家庭料理として親しまれています。このレシピでは、日本でも手に入りやすい食材を使って、本格的なポルトガルの味を再現します。
材料(4人分)
- オリーブオイル 適量
- 大きなスペインタマネギ 2個(半分に切ってから半月切り)
- ローリエ 2枚
- ニンニク(みじん切り) 4片
- 塩・黒コショウ 適量
- ユーコンゴールドポテト 800g(薄切り、1~3mm厚)
- 塩漬けタラ 680g(塩抜きして調理済み)
- カラマタオリーブ(オイル漬け、スライス) 2/3カップ、飾り用に追加分
- ゆで卵 6個(4個は横に5~6枚にスライス、2個は縦に4等分)
- イタリアンパセリ(みじん切り) 大さじ2
作り方
- タラの準備:
- 塩漬けタラを水に浸し、24時間かけて塩抜きを行う。水を数回交換する。
- 塩抜きが完了したら、水を切り、適当な大きさにほぐしておく。
- オーブンの準備:
- オーブンラックを中央にセットし、オーブンを180°Cに予熱する。
- タマネギのソテー:
- 大きなフライパンにオリーブオイルを適量(約大さじ3~4)入れ、中火にかける。オイルが温まったら、タマネギとローリエを加え、20~25分間炒める。タマネギが黄金色で柔らかくなるまで炒める。最後にニンニクを加え、さらに1分炒める。火から下ろし、少し冷ます。
- キャセロールの準備:
- キャセロール皿にオリーブオイルをたっぷりと塗り、底に塩とコショウを振る。
- 層を作る:
- キャセロール皿の底にポテトのスライスを並べ、花模様のように重ねる。
- 上に炒めたタマネギとオリーブの一部を散らす。
- 次に調理済みのタラの塊を置く。
- スライスしたゆで卵を1枚の層に広げる。
- さらにポテトの層を重ね、オリーブオイルと塩コショウをたっぷりと振りかける。
- この手順を繰り返し、タマネギ、オリーブ、タラ、スライスした卵、ポテト、塩コショウの順に層を作る。最後にポテトの層で終わる。
- 焼く:
- キャセロール皿をアルミホイルで覆い、予熱したオーブンで30~60分焼く。層の数に応じて焼き時間が異なる。ポテトがフォークや串で刺して柔らかくなるまで焼く。
- ホイルを外し、さらに10分間焼いて上面を軽く焼き色がつくまで焼く。
- 仕上げ:
- オーブンから取り出し、少し冷ます。
- 残りのオリーブとみじん切りのパセリを散らし、ゆで卵の四分割を飾る。
おわりに
バカリャウ・ア・ゴメス・デ・サは、ポルトガルの家庭料理の豊かな味わいを日本の家庭でも楽しめる一品です。このレシピを使って、ぜひポルトガルの風味を味わってみてください。家族や友人と共に、このクリーミーで風味豊かなグラタンを楽しむ時間は、きっと特別なひとときとなるで